気分が良いがなによりです。

レッスン後いつも「別に変化は感じませーん。でも気分がいい」といってにこっとして帰る青年がいる。
それまでは朝起きると体中が痛かったそうです。フェルデンクライスを初めてそういうことがなくな
った。それだけでいい。レッスン後の感じを、言葉にするのはめんどうくさいらしい。

「気分がいい」それで充分です。最初は「何も感じない」っていっていました。「気分がいい」のは、
すごい変化ですね~。

レッスンを受ける前より、元気で明るく気分良くなったらそれで充分なのよ~!

私も・・・歌いた~い・・そんな気分です。
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個人的な体験を言葉にするって、めんどくさいし、言葉にすると感じてることと違ってしまう、
言葉にすればするほどつまらなくなってしまうって思っていました(いまでも、ちょっとあります・・)。

「私は言葉が信じられなかった。だからパントマイムを好きになった。」ってカッコつけて言ってた
ことありました~。毎日言葉使ってるくせにね。信じられないはないでしょうよ~。
信じられなかったのは自分のことだったのかも。

そんな私にも、おしゃべりで機関銃のように話をする、大好きな演出家で役者さんの友達がいます。
彼はいっぱいしゃべるので私は、自分の都合の良いことしか聞いていません・・・emoticon-0114-dull.gif

その人のお芝居を観たとき言葉で伝わることもいっぱい、言葉で感じることもいっぱいあるなぁ
と思いました。台詞にこめた思いが伝わる。台詞にするまで、いろんな言葉の中から選んで、
考えて、考えて、自分の伝えたい台詞にするんだなぁと感じたことがありました。その人は言葉
で生きるんだって思いました。言葉で生きてる人もいる。

私、言葉が信じられないなんて思っていたけど、言葉をあまりもってなくて、話すの苦手なだけ
なんだって思います。人の言うことも聞けてなかったし、聞こうとしてなかっただけかも。


信じられる言葉もある。感じたことを表現できる言葉もきっとある。探すことで自分の身体の感覚
を言葉で表現出来るかも知れない。表現してみることで自分自身の、特有の何かが生まれるかも
知れないって感じてから、こわごわですが舞台でしゃべるようになりました。

自分の中にある言葉でしかしゃべれないけど、しゃべることで自分の世界がはっきりすることもある。
同じような言葉を使っていても、感覚や体験からくる自分固有の世界だと思う。

言葉にすると、自分だけの内なるものが、外にむかって開かれるように感じます。

モーシェ・フェルデンクライスのすごいところは、自身の体験を深く追求し徹底的に言語化することで
メソッドを構築したことだと思います。他に類はありません。ほんとに優れていると思います。
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フェルデンクライスを始めた頃は、この言語化されたメソッドを、それ以前の私の身体的な経験から
なかなか受け入れられなかったのですが、言語にすることで深まることがあると少しずつ体感して
きました。言語化しなければ自分の中だけで終わってしまう。

私は言語とカラダで表現してみよっと!って思ってます。いろいろね。いろいろやってみるっちゃ!

青年が自分の感じたことを言葉にする時が来るかも知れない。楽しみです。
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by ike-felden | 2010-11-03 20:35 | ♪ひとりごと