山に登るで思うこと・・・

山に登る・・・8年ぶりの再演

私のマイムの師匠山本シャムさんの作品。
当初は師匠と2人で演じた。

16・7年前・・・渋谷ジァンジァン(もうなくなってる)で永六輔さんの公演に出させてもらっ
たのが初演。その後カナダのトロントで行われたフェスティバルに参加。そこで初めて師
に自分の意見を言った。それまでは意見を言ったり口答えをするなど一度もなかったし
できなかった。技術も見よう見まね。師は作品を作っていく過程でなにも教えない、投げ
かけてくるがこうやれあぁやれとは言わない。私はそれに反応していくということで作品を
つくっていくやり方でした。反応が師にとって心地よいものでなければ師は動かなくなる
私も動けなくなる・・・・苦しかった~。

・・・・・稽古場まで車で1時間・・・・稽古の帰りは疲れ果てて車中でよくもどした・・・・

カナダでは私もギリギリでどうしても我慢できないことがあって初めて師にそれを伝えたと
いうより`逆らった`とき師は笑った・・・怒られるかと思った・・でも笑った・・・「初めてだね。
イケコが私に言い返したの」

で舞台は今までにない感覚だった。いつも自分は師に合わせようとしていたがこの時は
自分の気持ちで反応していたというよりぶつかっていった・・・師も楽しそうだった。

私はひどく勘違いをしていた。師はどういう反応をしてほしいのかと言うことを考えながら
反応していた・・・・もうそれは反応ではないのに気づかなかった・・・それでは二人でやる
意味はないのにね。

私も苦しかったが作品が膨らんでいかないことで師の方が苦しかったのだと初めて気づ
いた。大泣きした!

合わせるのも悪くはないが合わせてたら合わせてると言うものしか出来ない。
反応できないときはしなくていいし反応したいときは思い切り自分の気持ちで反応すれば
いい。だいたい自分が相手に合わせてるって思ってること自体、自分が何をしたいか何を
していいか分からないってことなんじゃないかな。

師は随分長い間まっててくれたんだな。

自分の気持ちで思いっきり楽しんで反応してたら稽古の帰りにもどしたりしなくて済んだな。

せっかく食べたものもったいなかったなぁ~お百姓さんごめんなさい!

師がカナダに移り住んでから、しばらくたってこの作品を一人でやらせてもらった

「自分の作品が自分の手を離れて一人歩きしていくのはいいものよ」と師は言った

大きな人だと思う

いろんな思いがこの山にはある。きれい事では済まない心の葛藤もあった・・・

それは自分という人間に受け入れがたい感情があるということを知ることにもなった・・・・・

で・・・結局

私ってこれだけのものでこれ以上でもこれ以下でもないのよね~ってことなのよ!

私らしい「山に登る」ができたらいいなぁ~




………………………………………………………………………………………………………★フェルデンクライスワークショップ・オープンクラススケジュールフェルデンクライス埼玉
………………………………………………………………………………………………………
[PR]
by ike-felden | 2009-02-08 09:24 | ♪ひとりごと